【断酒25日目】『やめてみた。』でやめてみた。
おとつい「テレビは見たい番組だけ見るようにする」旨のことを書きました(【断酒23日目】Breakout - 断酒とネコの日々)。
実はわたなべぽんさんのコミックエッセイを読んだのがきっかけで、テレビをつけないようにする生活を試みている次第です。
やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる暮らし方・考え方 (幻冬舎単行本)
- 作者: わたなべぽん
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2016/07/26
- メディア: Kindle版
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惰性や思い込みで使っている物や考え方を思い切ってやめてみたらどうなるか、というコミックエッセイで、いろいろ示唆に富んでいて面白かったです。
自分の生活でも、若干不便に思ったりもやもやしながら、習慣的になんとなく使いつづけているものはたくさんあり、それらを少しずつ仕分けして、やめたり他の方法に変えてみたら、確かに生活が身軽になった気がします。
他人から見たら本当にちょっとしたことなんですけどね。トイレのマットをやめるとかね。
たぶん、ただ物を減らしたという以上に「こうでないと!」という思い込みがなくなったのが大きいんだと思います。それが、たかがトイレのマットであったとしても。
そして、この本を読んで、お酒もやめてみました。
正確に言うとお酒を買うのをやめてみました。
何を言っているのかわからねーと思うが、私も何をしたかったのかわからない。
酒を買わなければ飲めないのだから、じゃあ買うのをやめたらいいんじゃないかとただ考えたのです。
仕事の帰り、スーパーに寄って真っ先に酒コーナーに向かっても「買うのはやめたんだった」と思い直し、買わずに帰ります。
いったん家に帰ってしまうとまた外に出るのは面倒なので、その日は飲まずに済みます。
こうやって、何日か酒なしで過ごせたので、このやり方は奏功したかのように思われました。
だがしかし。
この方法には大きな穴がありました。
ある日、夫が自分のビールを買うついでに私の分も買ってきてくれたのです(実を言うとごく最近まで断酒することは言っていなかった…)。
買うのはやめたけど、買ってきてもらうのはやめてなかった。せっかくだから(?)飲もう。
買ってきてもらったからと言って飲まなければいいのに、何やってるの?バカじゃないの?と思われましょうが、こうやって何かと言い訳して飲むのがアルコール依存予備群。
こうなったらもう「買うのをやめる」もどこかに行ってしまい、また元の飲酒ペースに戻ってしまいましたよ。あははははー。笑い事じゃない。
行動が変わると思考も変わることがあると思いますが、私の場合、こと断酒に関してはもうちょっと違うアプローチが必要だったもよう。その違うアプローチについてはおいおい書いていこかな(ブログ延命措置)。
わたなべぽんさんの本では、ダメな自分を認めたら、部屋がキレイになりました (メディアファクトリーのコミックエッセイ)もおもしろかった。わたくしは汚部屋主じゃないです、念のため。
今、甫嶺(三陸鉄道南リアス線)。