【断酒54日目】この猫は一生懐かないんじゃないかと思った
うちの猫は今日で1歳になりました。お誕生日おめでとう♪
この1年ぐらいで、酔って記憶が飛ぶことが多くなり、自分でも何をしでかすか分からなくなってました。猫にケガさせたりしたらと思うと怖くて、それで断酒できたというところもあります。猫、ありがとう。
まぁ猫にとっては誕生日なんてどうでもいいわね。
猫が我が家に来て、ほぼ7ヶ月になります。
今でこそ家の中を我が物顔で歩き回っていますが、連れてきたばかりの数日は、部屋の隅に隠れて出てきませんでした。
ブリーダーさんのところから連れてくる道中、ずっと静かだったので、ロシアンブルーがあまり鳴かないというのは本当なのだなと思っていましたが、ただ怯えていただけだったらしい。
うちに着いてもなかなかキャリーから出てきませんでした。
私が他の部屋に行ったすきに出てきて、ケージに移動。
良かったと思ったのもつかの間、外から帰ってきた夫がドアを開けた音と、私が何気なく動いたのが重なってびっくりしたのか、ケージを飛び出し部屋の隅へ。
出しっ放しになっていた扇風機の後ろに隠れてしまいました(隠れたといってもほぼ丸見えなんですが)。
2日目。扇風機の後ろでそのままじーっとしていました。声をかけてもニャーともシャーとも言わないでこっちを見返してくるだけ。
丸1日、ごはんも食べてないし、トイレにも行っていない。
心配で、こういうときどうしたらいいのかネットで調べてみても、いろいろ書いてあってどれが正しいのか分かりません。
慣らすために声をかけましょうと書いてあったり、そっとしておきましょうと書いてあったり。
私はそっとしておいた方がいいと思いましたが、夫は一生懸命声をかけていました。
3日目。トイレは、夜に誰もいなくなった時間にしたみたいでそれは一安心ですが、相変わらず隠れています。隠れ場所も、最初の隅っこから飛び出して台所のワゴンの下に入ってしまいました。その後、また誰もいなくなったすきにソファの下へ。
隠れてるつもり。
こういう状況で猫が下にいると思うと、変に緊張しておちおちソファにも座ってられません。
夫が段ボールでトンネルを作ったら、それを使っていつの間にかケージに入っていました。その後はケージの中のドーム型のベッドに引きこもり。
夫はシャーシャー威嚇されながらも、しつこく声をかけていました。
4日目。なんとかごはんは少しだけ食べるようになりました。
夫を威嚇する声がシャーシャーから「カカカカ」という鳴き声に変わりました。
クラッキングという猫特有の鳴き声で、獲物を見つけたときにやるらしいです。獲物と思われてたのか、夫。
5日目。夜、私が寝てから夫が一人でTVを見てたら、ケージから出てきて寄って来たらしい。ということは、そっとしておくより声をかけた方が早くなれるということだったのでしょうか。なんか悔しい。
6日目。私にも慣れてきて、ちょっとずつ一緒に遊べるようになりました。
今と比べるとまだ幼い感じ。
1週間ほどで慣れてくれて良かったですが、当初はこのままずっと隠れていたらどうしようと本当に心配していました。
窓が汚いにゃーとか思ってたらやだな。
もしかしたら、猫をお迎えしたばかりで同じように困っている方の目に留まるかもしれないと思い、うちの経験を書いてみました。
猫によって違うでしょうから、こうしたら大丈夫とは書けませんが…。
確実に言えるのは、ロシアンブルーがあまり鳴かないというのは個体差があります。ということぐらいかな。