【断酒229日目】ゼンタングルで瞑想で迷走
アートとは全然違うことを調べている途中で、なぜかゼンタングル(zentangle)というパターンアートの技法を知りました。
ゼン(禅)とタングル(絡まる)の造語で、基本は9cm角の紙に、直線と曲線とを組み合わせたパターンをどんどん描いていくというもの。
絵が苦手な人でも簡単にできるというのですが
何がどうなっているのやら。
すごく複雑に見えるタングルでも、描き方を説明されるとなんか簡単そうに思えます。ちょっとやってみましょう。
白い9cm角の紙(タイルという)に黒ペンで描くのをトラディショナルゼンタングルというそう。紙とペンと鉛筆と、猫に邪魔されない静かな空間さえあれば十分です。あと少々のことではびくともしない毛様体と、肩こりしない柔軟な体があれば、なお良いでしょう。
猫がお昼寝しているすきに描く。
愛用のらくがき帳にラッションの黒ペンで作成。
線がはみ出ちゃって汚いなぁ。
そもそもは無心になって単純なパターンを描いていくことで、リラックスしたり癒しの効果を得たりするのが目的であって、上手とか下手とかはないらしいです。
結果よりプロセスが大事なの。と言われても、やはりきれいな作品ができるに越したことはない。それに延々◯や◇やラインを描くだけの単純なことをしていると、以前あった嫌なことを次々と思い出して、全然癒しになりません。今にして思うと、ちゃんと集中できていなかっただけで、そのせいで線が曲がったりはみ出たりしていたのですが、それは棚に上げて、もしかして公式に推薦されているペンを使えばうまく描けるんじゃない?!と思い
買いましたよ。
サクラのピグマ3本と、鉛筆、擦筆(鉛筆で入れたシャドーをぼかすのに使う)のセット。用紙も5枚入っていました。ペン日本製、鉛筆中国製、擦筆台湾製、用紙はイタリア製と、インターナショナルなセット。
実を言いますと、あとから近所の文房具屋さんで買ったパイロットの製図用ペンのほうが、私には使いやすかったです。ピグマより、ちょっとだけ軸が太くて短いからかも。
何枚も描いていたらコツが分かってきて、だいぶきれいに描けるようになりました。
集中してゆっくり描くことと、横着しないでタイルを描きやすい方向に回しながら描くのが大事と思います。あと時々遠くを見ること(目が疲れて、かすむから…)。
◯
お酒を飲み過ぎると、アルコールの代謝のためビタミンが使われる→ビタミンが不足する→セロトニンも不足する→イライラしたり寝られなくなったりする、ということがあるそうです。
そこで、このゼンタングルで心静かに瞑想状態になると、セロトニンが出て幸せになるかもしれません。知らんけど。
◯
はてなブログに認定講師の方がおられました。
どうやって描いてるんだろうと不思議に思う精巧さ。