【断酒44日目】飲まない人飲む人
たまに「お酒やめた私えらい!私すごい!」と自画自賛してます。すると、夫に「酒飲まないとえらいのか?」とか「負け惜しみなんじゃないの」とか言われます。
ほんの少し前まで飲み惚けておったのが、ある日突然宗旨替えしたわけですから、いろいろ思われても仕方ないです。
そもそも酒を飲むとか飲まない(飲めない)で優劣もなにもないですわね。
無いはずなんですけども、どうも「お酒を飲めて一人前」とか「社会に出たら飲んで当然」という風潮の向こう側に「飲めないやつはだめだ」みたいな何かがありませんでしょうか。
そういう私も、酒のない人生など考えられなかった頃は、飲めない人のことを「何が楽しくて生きているのだろう」と思っていました(めちゃくちゃ失礼)。
お酒をうけつけない同僚が、粕汁でちょっと酔ったときには「ブスが可愛い子ぶってんじゃねぇ」と内心思っていました(失礼どころじゃない)。
それに対して 酒好きの私かこいいとか思っていましたああああ恥ずかしすぎ。
でもこういうふうに思っている人は私以外にもいるはず。飲める人はかっこいい、すごい と思っている人が。
しかし、飲まなくてもかっこいい、むしろ飲まないからかっこいい人がいます。
それは高倉健さん(有名な話と思いますが、私最近まで知りませんでした)。
高倉健が飲まないというと、さすが健さん、ストイックですてきとなんとなく思っちゃうと思う。
ところで健さんが飲まなくなったきっかけが、大学生の頃、ボクシング部の友人が酔って不祥事を起こしたのを見たからというのと、酔っぱらってタクシーの運転手さんを殴ってしまったからというのがあったんですが、どっちが本当なのでしょうね?
個人的には前者であってほしいなぁ。