【断酒42日目】お酒をやめるのは明日からと思う人
月曜日ですよ。 1週間の始まりです。
猫は毎日、日曜日でいいね。
お酒をなんとかやめようとしていた頃、週末は飲んでも仕方ないから月曜日から禁酒しようと決心していました。毎週。
月曜になったら、週明けでしんどいのに仕事頑張ったから(そんなにがんばってなくても)禁酒は明日からにして今日は飲んじゃおーとなり、それが毎日繰り返されるのでした。
その他、毎月1日とか10日とかきりのいい日からやめようバージョンもあります。
そして永遠に始まらない禁酒。
先延ばしにするのは、今日できなくても明日挽回できると思ってしまう人間の心理があるからだそうですが、そうそう都合よくいかないものです。
明日になったらまた「今日は飲んじゃおー」になりますから。
これを防ぐには行動そのものを変えずに、行動を一定に保つようにするとよい。
つまり、今日缶ビール6本飲むのであれば、明日も明後日も、それだけ飲まなければいけないと義務づけるわけです。
行動経済学者のハワード・ラクリンが喫煙習慣についての研究によると、被験者に毎日同じだけタバコを吸うように指示したところ、全体的な喫煙量が徐々に減っていったそうです。
義務化することで
- 毎日やらないといけなくなるので「今日ぐらいいいや」という言い訳ができない
- 義務的にやらないといけないと思うとかえってやりたくなくなる
- 毎日やるのはちょっと…と心理的にストップがかかる
- そもそも毎日やらされると飽きるかイヤになる
という理由で減っていくらしいです。
この話を上のサイトで読んで知ったとき、これは良い方法だと思いました。
毎日これだけ飲まなければいけないと決めるだけ。簡単。
それで毎日決めた量のハイボールを飲みました。やめるどころか、量はそのまま減りもしませんでした。私はどこで間違えたのでしょうか。
DaiGoさんは子どもが長時間ゲームするのをやめさせるのに、このラクリンの提唱した理論が使えると言っていますが、私が子どもだったら、3時間ゲームしなさいと言われたら嬉々としてやってしまいそうです。
たとえ宿題やる時間がなくなって次の日、先生に怒られようとも。
だからこんな大人になったのか。